無限のエネルギーを我が社にも(太陽光発電)

2024年04月30日

弊社は、太陽光発電システムを導入し、5月1日から本格稼働させる予定です。

これは、弊社が取り組むSDGs活動の一環でもあり、その効果が大いに期待されるところです。

「SDGs(持続可能な開発目標)」は、国連サミットにおいて採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に示された17の国際目標です。

17の目標のうち13番目が、「気候変動に具体的な対策を」。

この対策で鍵になる言葉が「地球温暖化」です。地球温暖化の原因になっているのは、二酸化炭素(CO₂)等の温室効果ガス。このためCO₂等の削減は、国レベルから家庭のレベルまで、あらゆる分野で取り組まなければならない最重要課題であり、弊社もその一端を担いたいと思います。

太陽光は、枯渇することなく永続的に利用できるエネルギー、いわゆる「再生可能エネルギー」の代表格です。

このシステムにより、弊社の事業活動で消費する電気を、可能な限りこの再生可能エネルギーによって生み出された電気に置き換える予定です。

令和6年1月下旬、寒さが厳しいなか屋上に資材が運ばれ、太陽光パネルの架台基礎の工事が始まりました。

寒さが緩み桜前線の話題がテレビ、新聞で取り上げられ始めた3月中旬には、いよいよ太陽光パネルの設置工事が始まり、太陽光発電の実感が湧いてきました。

3月末、太陽光パネルが屋上に並びます。このパネルは、太陽光モジュールとも呼ばれ、「セル」と呼ばれる小さな太陽電池の集合体です。これが、いわゆる発電の心臓部になります。

しかし、オフィースの照明やパソコンに使う電気は、パネルで発電された電気をそのまま使うわけではありません。

パネルで発電された電気は直流電力なので、交流電力に変換する必要があります。そのための装置が「パワーコンディショナー」と呼ばれるものです。さらに、もうひとつ大事な装置が昼間に発電した電気を貯めることができる「蓄電池」です。

これらいろいろな装置を併せて「太陽光発電システム」の完成です。

今年も暑い夏になるとの長期予報もでていて、憂鬱なのですが、今年の夏はいつもの夏と違い、その憂鬱さを吹き飛ばしてくれそうな発電システムの活躍が楽しみです。

【補足:2021年10月22日、地球温暖化対策計画が閣議決定されました。】
それによれば日本は2021年4月に、2030年度において温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明しています。このため、総合的かつ計画的な施策の推進が必要とされ、なかでも重要な施策のひとつが「再生可能エネルギー等」の利用促進です。

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