「桜と猫」

2025年04月17日

林芙美子の詩の一節、「花のいのちはみじかくて 苦しきことのみ多かりき」。あまりにも有名ですよね。ついこの間まで、私たちを楽しませてくれた桜の美しさは、一体どこへ行ったのでしょう。桜のように潔く散る様に共感を覚える方もいるでしょうが、私は未練が残ります。しかし、これが自然の摂理。ということで、桜が咲いた今月上旬、私も、お花見に行ってきました。・・・私の毎年の楽しみなんです。

朝はまだ少し冷えますが、お昼は暖かくて気持ちよく過ごせる季節になり、窓を空かして(少し開けて)仕事をする日が増えました。鳥の可愛らしい囀りが窓の外から聞こえてきて、春を実感しながら仕事に励んでいます。 

春といえば、春の風物詩の筆頭格、桜。今年は2箇所でお花見をしてきました♫

まず初めに行って来たのは、私にとっては身近な場所の大神子公園です。あいにくの曇り空だったので、青空に映える桜の写真を撮ることはできませんでしたが、間近で見る桜はとても綺麗でした。行ったのは4月の初め。満開には少しタイミングが早かったのですが、桜の蕾はとても愛らしく、「もう少しだね。頑張れ!」と声を掛けたくなりました。

しばらく散歩してみようと思ったのですが、この日は風が強くてとても寒かったので、早々に退散することにしました。桜の花に誘われて、ちょっと薄着すぎました…失敗。

帰ろうとすると、どこにいたのか猫ちゃんがひょっこり現れ、私を見つめます。猫ちゃんもお花見していたのかもしれないですね♪

2箇所目は、日を改めて文化の森総合公園へ。
朝は良い天気だったのに、公園に着いた頃には、またしても曇り空。とほほ…。
ですが、今度は暖かかったので咲き誇る桜の下をゆっくり散歩しながら、桜の写真をいっぱい撮りました。

桜の幹に掛けられた説明書きには、「ソメイヨシノとは、・・・」。

ふむふむ…桜ってバラ科だったのかぁ!知らなかった!

あれ?この桜は中心がうっすら赤いなぁ。花の中心が赤くなってくると、もうすぐ散り始めるという合図なんだそうです。

桜並木の下を散歩していると、猫ちゃん2匹がこちらに向かって歩いてきました。逃げることもなく私の横を素通りしていきそうになったので、すかさず写真をパシャリ!桜とネコちゃんの素敵なコラボの写真が撮れて大満足です♫

こうなると猫ちゃんの行き先が気になります。どうするのかと見ていたら、下の方に何か気になるものがあるのでしょう。ずっとそっちの方を見て、私の方はガン無視です。

桜と猫ちゃんをいっぱい堪能したので、帰りは来た時とは違うルートを通ることに。
しばらく歩いていると…あれ?よく見るとここにも猫ちゃんが。

ゆっくりくつろいでいるところをお邪魔しました(笑)
桜を堪能したりネコちゃんに出会ったり、とても癒された日になりました。

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