あんなに細くて毛もない小さな雛が,ここ数週間で,立派なつばめの姿に成長しています。
【6月5日】
くちばしの周りにはまだ灰色の羽毛が残っており,顔回りがボサボサです。
【6月8日】
灰色の羽毛はすべて生え変わって,赤茶色で光沢のある藍黒色の毛が見られます。よく見ないと、どっちが親だか見分けがつかなくなりました。
【6月9日】
とても小さな巣なのに、ちゃんと5匹が整列してお母さんの帰りを待っています。
もうすぐ巣立ってもおかしくないこの子達ですが,旅立ったその後は一体どのように 過ごすのか気になりませんか?
ここで,ツバメの豆知識です!
<ツバメの四季>
春:日本に到着
雛のエサになる虫が沢山いる日本まで,子育てをしに海を渡ってきます。
夏;繁殖
春から初夏までは,巣づくり,産卵,子育てをします。
秋:旅立ち
独立した若つばめは,肌寒くなる秋口に日本から旅立ちます。
冬:南国で過ごす
ツバメは寒い地域が苦手だそうです。日本が冬の間は,エサが豊富で温かい南東アジアで次の春の旅に備えて体力をつけます。
あんなに小さな体で,東南アジアと日本を行き来きしているんですね。。。
人間が知らないだけで,彼らは色んな危険と隣り合わせの中,自分が巣立った場所を思い出しながらやってきてくれたのかと思うと,とても愛おしくなります。
ツバメがこの会社で子育てしていた時間は,繁殖というとても重要な時期にあたり,私達に癒やしと幸せを運んでくれました。無事にここまで大きくなってくれて,守り隊をはじめとする社員全員がほっとしています。
さあ,がんばって巣立ちの練習してね~